経験学習入門を読む(2) 〜経験から学ぶ〜
この記事について
経験学習入門を数年前に読んだ時の読書メモを掘り出したので読み返したところ、改めて学び直せる点がありそうと感じたので、一挙公開する記事です。
- 作者: 松尾睦
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本文
- 70:20:10の法則
- 70は直接経験から学ぶ
- 20は間接経験から学ぶ
- 10は本から学ぶ
- アンケートによると、新しい仕事や海外勤務、扱いづらい上司・部下と仕事をした場合に成長を感じられることが多い
- 経験には与えられる側面と自ら作り出す側面があり、後者が大切。
- 地味な仕事でも工夫して面白い仕事に変えるなどすることで機会を生み出す。与えられるのを待っているのは効率が悪い
- 小野次郎「次はなにをやらせてもらえるのかな、と上から言いつけられるのをただぼーっと待っていてはダメです。自分からやることを探して、自分で技を磨き、率先して勉強しなければ、絶対に仕事は上達しませんよ」
- 経験学習のサイクル
- 具体的な経験をする
- 内省する
- 教訓を引き出す
- 新しい状況に適用する
- 内省をし、教訓を引き出すステップが重要。経験のしっぱなしでは成長しない
- 経験学習サイクルは、直接経験と間接経験両方に適用可能
- つまり、本などで他者の経験を見るときにも内省と教訓の引き出しが重要ということ
- サイクルを回す際には、対象となる経験が「よく考えられた実践」と呼ばれる考えを満たすと活性化される
- 課題が適度に難しくて明確
- 実行した結果についてフィードバックがある
- 誤りを修正する機会がある